経口避妊薬に用いられるエストロゲンの種類は何がある?

経口避妊薬は卵胞ホルモンであるエストロゲンと黄体ホルモンであるプロゲステロンの二つの女性ホルモンが含まれています。
様々な経口避妊薬が販売されていて、製品によって用いられているプロゲステロンの種類が異なり、その種類によって第一世代から第四世代までに分かれています。
一方のエストロゲンに関してはエチニルエストラジオールという成分1種類のみが用いられていて、その量によって区別されています。
エストロゲンの量が50マイクログラム以上の経口避妊薬を高用量ピル、50マイクログラムだと中用量ピル、50マイクログラム未満だと低用量ピルというように分類されています。
また、エストロゲンの量が30マイクログラム未満の経口避妊薬を超低用量ピルと呼ぶ事もあります。
一般的な経口避妊薬の副作用の症状はエストロゲンに関わっていて、単に避妊するために排卵させないようにしたいのであればプロゲステロンのみでも効果があります。
それにも拘らずエストロゲンが用いられるのには理由があり、両方のホルモン剤を混合する事によって同じ用量でも効果が高くなるからです。
一般的な経口避妊薬はエストロゲンの量が少ない低用量ピルですが、いくつかある副作用の中でも問題となっているのは血栓症です。
この血栓症もエストロゲンがかかわっていて、肝臓由来の凝固因子を増大させる事によって血栓が出来やすくなります。
そのために、出来る限り量が少なくて済むならばその方が良く、通常は経口避妊薬というと低用量ピルの事を指しています。
副作用については注意が必要ではありますが、経口避妊薬はきちんと使えば軽い副作用はあっても、命に関わるような深刻な副作用が現れる事はほとんどなく、月経困難症などの緩和にも役立つので便利です。

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